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― 相談事例 ―
当社は介護事業者ですが、「障害福祉サービス」事業を行っています。
弥生会計で経理処理をしたいのですが、売上げを簡単に把握するにはどうしたら良いですか?

Q4 障害福祉サービスの売上げを把握するには?

Answer

■障害福祉サービスについて
介護事業者と言っても、その区分は非常に細かく分かれています。
介護事業者を次の5つに分けてみます。
  1. 通所介護(いわゆるデイサービス)
  2. 訪問介護(いわゆるホームヘルプ)
  3. 居宅介護支援(いわゆるケアマネ)
  4. 障害福祉サービス
  5. 介護タクシー
このうち「障害福祉サービス」では、障害者自立支援法に基づき、大きく分けて次のことを行います。
(1) 介護給付
自宅に介護者(=事業者)が来て、あるいは要介護者(=利用者)が施設に赴いて、日常生活や外出時の移動などができるように、介護支援を受けます。
(2) 訓練等給付
自立した日常生活や社会生活あるいは就労ができるように、施設で、能力の向上および知識の訓練を受けます。

「障害福祉サービス」は戦後の日本において、障害のある方への理解と、充実した福祉制度を反映した、昔からあるサービスです。

■障害福祉サービスの利用者負担
障害のある方ひとりひとりの障害の程度や、社会活動の状況、周囲の介護者の有無、居住等の状況を総合的に判断して、要介護者(=利用者)ひとりひとりに対し、個別に利用者負担が決められます。

さらに、障害福祉サービスの利用者負担は、所得に応じて月額の上限が設定されています。従って、ひと月に利用したサービス量がいくら多くとも、その上限以上の自己負担が発生しない仕組みになっています。

■障害福祉サービスの売上げ
利用者に対し自己負担の上限が定められているため、利用者自身の自己負担が少なく、国保連からの収入がほとんどです。

■まとめ
障害福祉サービスの場合には、売上げを、次の勘定科目に分けて処理します。
  1. 「国保連 保険売上」=売上げのうち、ほとんどの部分
  2. 「利用者 保険売上」=売上げのうち、わずかの部分

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